2022-01-01から1年間の記事一覧

023 【カテゴリー:英語教育・小学英語】 2020年度施行の小学英語について

この教科書は,子どもたちが,英語の表現や文字を学ぶとともに,映像や音声を通じ,日本と世界の国々の文化の違いや共通点を発見し,お互いに英語で伝え合うことの楽しさや喜びを実感することを願って・・・ このブログではこれまでに、日本語のこと・英語の…

022 【カテゴリー:日本語・語学】日本語の可能表現

日本語は難しい言語だと言われます。今回は その理由のひとつと言える 日本語における可能表現についてです。 日本語の主な可能表現の種類1.『~することができる』2.助動詞『れる/られる』3.可能の意味合いを含む動詞『見える』『聞こえる』4.可能…

021 【カテゴリー:数学・教育】高校数学でも使える単純な数え方 ~ 数列の和と、連続する整数の個数 ~

教科書の35ページから79ページまで何ページあるか計算する際、 79-34=45 とすれば1回で求めることができます。この数え方は極めて単純ですが、高校の数学でも使うことが可能です。35ページから79ページまでなのだから 79-35=44 と計算しそうになります…

020 【カテゴリー:教育】頭の良い悪いだけでは学校の成績は決まらない

今回は、学校の成績や勉強のでき具合は 頭の良し悪しより性格が大きく関わっているという 私の考えを 紹介します。随筆のように私の思ったことや体験したことを綴ります。 見出し1.学校の成績を左右するもの2.頭が良いと言われても3.小学校の漢字テス…

019 【カテゴリー:教育・日本語】外国語の習得には、その言語の文法と母語に対する見識が不可欠である ③ ~現在完了と『~している』~

前々回に続いて、第二言語を学ぶ際に母語の見識が必要となることを、日本語の表現に焦点を当てて説明し、また一部では英語について考えるときの改善策も提示しています。 この記事の構成 1.日本語の表現『~している』と英語の現在完了2.日本語の表現『…

017【追補】小学英語は不要であり、国語教育の改善こそ必要である ①

今回は、前回の記事 018【カテゴリー:教育・語学】外国語の習得には、その言語の文法と母語に対する見識が不可欠である ② の続きを書く予定でしたが、急遽 予定を変更し、 前々回の記事 017【カテゴリー:教育】小学英語は不要であり、国語教育の改善こそが…

018 【カテゴリー:教育・語学】外国語の習得には、その言語の文法と母語に対する見識が不可欠である ②

日本の英語教育は文法に偏りすぎていると言われることがあります。あるいは、実用英語との乖離が大きいことも度々 指摘されます。私立大学の入試英語などで課される 重箱の隅を突くような些末な文法問題は、大学入試のための問題でしかなく、英語を第二言語…

017【カテゴリー:教育】小学英語は不要であり、国語教育の改善こそが必要である ①

2020年度より、小学校5・6年生の英語が『活動』から『教科』へ変更され、同時に3・4年生においても英語が必修化されました。 かねてより、『日本人の英語力が低く、グローバル化が進む世界での日本の国際競争力が危ぶまれる』といった論調が存在し、前世…

016【カテゴリー:教育】解法暗記が幅を利かせている大学入試数学

どのような学問も、暗記する・ただ覚えることが主な要素ではないはずです。 中には、たくさんのことを覚えなければならない分野があるのも事実です。音声学を専門とする人であれば、多くの言語の音声・発音の特徴を知っておく必要があり、化学の分野を専門と…

015 教育が人々から考える習慣を奪っている

当ブログではこれまで、世の中に不完全な情報が多く出回っていることを書いてきました。 メディアは大嘘をつき、書籍やネット上の栄養・健康に関する情報は調べてもなかなか疑問が解決しません。 コロナ禍よりも前から都市部でも鉄道の減便は繰り返されてお…