007 カウンセラーに相談しても、精神科医と同様、根本的な解決にはならない

当ブログの初回の記事 <001 精神医療の現状> で精神医療が宛てにならないと書きましたが、今回は、カウンセラーも宛てにならないことを書いていきます。

 

カウンセラーにも分類はありますが、ここでは学校に常駐しているカウンセラーや一部企業が設けている産業カウンセラーについて、私の体験をもとに書き進めます。

 


 

当ブログ初回記事で書いたように、私は高校3年生の一時期と、大学に上がって2年目以降、心療内科にかかっていました。

 

大学時代の一時期は、学外から週に1回 大学に来ているカウンセラーにも相談に行っていました。そのカウンセラーは、私が通っていた大学とは別の大学の心理学の教員でした。また、大学卒業後に勤めていた会社には産業カウンセラーの人がいて、そこでも相談に行ったことがあります。

 

大学の時は、心療内科に行きつつも海外留学を考えていて、留学した場合は国内のように簡単に通院できないため、心の保ち方を知っておきたかったということがきっかけでカウンセラーに相談に行きました。

 

大学卒業後に働いていた企業では、直近の上司があまりにも好き勝手で、更に上の層も宛てにならなず、精神的に相当まいってしまったため産業カウンセラーに相談に行きました。

 

いずれのカウンセラーにも、自分が心療内科にかかっていることを予め伝えると、どのような薬が1日にどれだけ処方されているか、聞かれました。

 

また、家族構成と家族の各メンバーの性格を根掘り葉掘り聞かれました。

 


 

ここまで読まれた時点では、特に問題点はないと思われるでしょう。

 

しかしいずれのカウンセラーも、話をしている中で嫌な思いをすることが何度かありました。

 


 

例えば、私には弟がいて、幼い頃から両親は、私に対してはきつく言ってくるのに対し、弟のことはほとんど放任していました。『きつく』とは言え、大人になるうえで必要なしつけを厳しくされたということではなく、ただの八つ当たりであったり、私と弟が喧嘩したときになぜかいつも私を責めてくるなど、ただ理不尽なだけでした。

 

カウンセラーから家族のことをあれこれ聞かれる中で『親が弟はほったらかしで自分には当たりがきつかった』という話になったのですが、カウンセラーは『長男のほうがしっかり成長して欲しくてそのようにする親もいる』といったことを言ってきました。

 

カウンセラーは、私が家族に対してあまり良い感情を抱いていないのを和らげようとしてそのような一般論を持ち出してきたのでしょうが、それで私の気持ちが楽になるはずがありませんし、いちいち言われるまでもありません。

 

それに、いくら家族の性格を細かく聞かれたとは言え、週に1回 会っているだけの相手に、自分と家族の全てを伝えることは不可能です。

 

全て伝えきれていない段階で、自分の家族には当てはまらないことを言われたところで、こちらの気が楽になるはずなどなく、むしろ気分を害するだけです。

 

そして何よりも、性格よりももっと大事な『物事の考え方』はそっちのけでした。

 


 

何かアドバイスするにしても、家族のことに言及するにしても、カウンセラーは、相手の物事の考え方や価値観、相手の家族の物事の考え方や価値観を詳しく理解していない限り、適切なことは発言できないのです。

 

そして、その『物事の考え方・価値観』ほど、お互いに伝えづらく理解しづらいものは、なかなかないでしょう。何年も一緒に生活している夫婦で、ようやくお互いの価値観や考え方をある程度は捉えられるようになる程度でしょう。週に何回か会っているだけのカウンセラーに、相談者の考え方や価値観を的確に理解してもらうなど、到底 不可能です。

 

RAPTブログの有料記事の中でも過去にお話しされていたことがありましたが、現代は文明が発達し、様々な物・事であふれています。その分、人々の考え方や価値観は、千人いれば千通りあると言えるほどに、人によって様々です。

 

カウンセラーのように人の相談に乗りながら、相手の気持ちを汲み取って相手に最適な助言をするには、相手の考え方や価値観を充分に知り尽くしていることが前提条件というか必要条件です。しかし、考え方や価値観が多様化した今、相手の考え方や価値観を充分に理解するのは不可能です。

 

現代はカウンセラーに相談するという仕組み自体が成り立たない時代だと言えるでしょう。

 


 

不安に思っている相手を安心させようとしたり、あるいは『不安に思う必要はない』というように考えを修正しようとするのが、カウンセラーの主な役目のひとつですが、カウンセラーとて、一人の人間です。家族や親友に比べれば、自分のことなどたいして知らないも同然です。

 

そのような相手に相談しても、何の解決にもならない。これが私の辿りついた結論です。

 

そして、当ブログで既に書いた通り、私は神の存在を信じるようになり、かつ、聖書に書かれているように、キリスト教の観点で神という存在を信じている訳ですが、そうなると、カウンセラーに相談しても解決しないようなことは、神に依り頼むしかないというのが、今の考えです。

 


 

ここまで読んで来られた方でも、まだ神がいるとは思えない人もいると思いますが、これまでに何度か紹介してきた RAPTブログ <https://rapt-neo.com> の過去の記事や RAPT理論+α <http://rapt-plusalpha.com> をたどっていけば、この世が悪人に支配されていること、この世のシステムがイルミナティ(悪人)によって作り出されたことが理解できると思います。

 

この記事の冒頭で、カウンセラーにも分類があると書きましたが、例えば産業カウンセラー臨床心理士といった資格の制度を作ったのも、結局はイルミナティです。

 

カウンセラーの人たち自身が悪人で、カウンセラー自ら人々を騙しているとまでは言いません。しかし、カウンセラーの人たちに『カウンセラー』という資格を与えるシステムを作ったのは、この世の支配者であり、悪人です。

カウンセラーに関連する資格の種類が異常に多いことを見れば、『カウンセラー』という資格を与えるシステムを作ったのは、この世の支配者であり、悪人であるということが納得できるかもしれません。

日本の心理学に関する資格一覧 - Wikipedia

 

RAPTブログ <https://rapt-neo.com> や RAPT理論+α <http://rapt-plusalpha.com> を通じて、この世の支配者が悪人であることが理解できれば、カウンセラーに相談しても根本的な解決になる訳ではないことが理解できると思います。